秋田、岩手、青森の3県にまたがる 十和田八幡平国立公園 の迫力がすごい

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北海道から沖縄まで、日本には34個(?)の国立公園があります。秋田にも一つだけ!秋田、青森、岩手にまたがる「 十和田八幡平国立公園 」。とっても広いですが、その中の一部に行ってきましたので、紹介させて頂きます。なんだか世俗との関わりが経たれたような場所でした。

秋田、岩手、青森の3県にまたがる 十和田八幡平国立公園 の迫力がすごい

秋田、岩手、青森の3県にまたがる 十和田八幡平国立公園 の迫力がすごい

日本には34個(←単位があっているのかは謎)の国立公園があります。国立公園というと、知床とか阿蘇とか、南アルプスとか・・そのあたりがぱっと思いつくのでは?と思いますが、実は秋田にも国立公園があるのです!

十和田八幡平国立公園

秋田、岩手、青森の3県にまたがる 十和田八幡平国立公園 の迫力がすごい
環境省より画像をお借りしております

地図を見てもらえばお分かりになる通り、2つのエリアに分かれています。左側が十和田湖周辺のエリア。青森県にある有名な奥入瀬渓谷も、こちらの国立公園内に入っております。
もう一つの右側の地図が、秋田・岩手にまたがる山や高原台地。ちなみに以前紹介した、憧れの温泉地ランキング第一位の乳頭温泉郷にある鶴の湯温泉もこのエリアにあります。

鶴の湯温泉

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今回私は、先ほどの地図、右側(岩手・秋田にまたがっている方)の左上あたり「玉川温泉」と書いてあるところに行きました。(右だの左だの出てきすぎてわかりにくいですね・・)

地図でいうとこのあたり。岩手寄りの秋田県です。ここがいかにも国立公園感があるところでしたので、ご紹介いたします。

アクセス

まずはアクセスです。湯治場で有名な「玉川温泉」を目指せばOK!この玉川温泉については別の記事で紹介しております。

玉川温泉・新玉川温泉についてはこちら

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田沢湖駅

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所要時間は約75分です。1日7便程度運行されております。結構な山道を通っていきます。冬季期間中は自家用車での通行はNGとなりますので、冬季に行きたい場合は、この路線バスに乗っていくことになります。

十和田八幡平国立公園 内玉川自然研究路

火山活動が今なお続いているこちらの場所。玉川自然研究路という一周約30分のコースが整備されているので、散策が可能です。
この日は残念ながら天気があまりよくなかったです。でも雲の隙間からうっすらと太陽がでており余計に雰囲気が・・・世紀末ですね。火山活動が続いているため、いたるところで煙がモクモクとしております。ちゃんと道が整備されておりますが、なんだか怖い。実際にこの道を外れると危険だそうです。

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日本三大霊地の一つである川原毛地獄でも、世紀末感があふれておりました。

川原毛地獄

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道の横には川が流れております。なぜか黄色っぽい川。これは硫黄分を含む源泉が流れているからだそうです。

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綺麗ですけど、やっぱりちょっと・・怖い。異世界感というか終末感というか・・。普通に生活をしていると、なかなか見ることができない景色です。

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湯沢市にある小安峡大噴湯でも煙がモクモクとしておりましたが、あちらはなんとなく爽やかさがありました。しかし!こちらは若干の気味悪さ・・・

小安峡大噴湯

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このようにブクブクしているところも見ることができます。

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これを大噴(おおぶき)というらしく、温泉が大量に噴き出しているところのようです。その量毎分9000リットル!大量すぎて想像できませんね。
さて、どんどん進みます。煙がやばくないですか?

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この煙、身体に悪そうかと思いきや、そうでもないようで、、、

蒸気に含まれる微量の硫化水素ガスの吸入により、気道の繊毛を刺激し、粘膜の再生を促進させて、気管支炎や風邪、喘息などに効果があります。 源泉付近の散策や岩盤の利用により蒸気吸入の効果が得られます。
玉川温泉HPより引用

だそうです。なんだか意外ですね。

こういった箇所がいくつもあります。ゴ――――――ッといった轟音とともに煙が噴き出しており、本当に怖いです。

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さて、下記写真中央あたりにテントのような、小屋のようなものが見えてきました。なんとこちら、岩盤浴ができるのです!

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この中で岩盤浴が可能です。

岩盤浴をするためのゴザやタオル等の貸し出しは行っていないため、自分で準備が必要です。売店でも販売しておりますので、持って来ていない場合でも購入することは可能です。

こちらの小屋の中ではもちろん、小屋の中以外のそのへんでも岩盤浴が可能です。実際歩いている途中、寝っ転がっている人を何人も見ました。今まで紹介した写真の中にも、よー--く見ると、座っている人や寝転んでる人がうつりこんでいる写真があります。わかりますでしょうか!?お時間がある方、じっくり見てみてくださいね。
私は時間がなくてできませんでしたが、地面を触ってみると、温かい・・!次こそは絶対やるぞ!と思い、泣く泣くこちらを後にしました。
先ほどは黄色っぽい川が流れていましたが、こちらはミルクっぽい川が・・・。場所によって、見える景色が違いますので、歩いているだけでおもしろいです。

秋田、岩手、青森の3県にまたがる 十和田八幡平国立公園 の迫力がすごい
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さすが国立公園!という感じの異空間ですね。私がなぜここに行ったかというと、湯治で有名な玉川温泉・新玉川温泉が目的地でした。下調べなく行ったので、野外での岩盤浴をすることはできませんでしたが、とっても良い温泉でしたので、これはまた別の記事で紹介をさせていただきますね。

玉川温泉・新玉川温泉についてはこちら

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